2011年07月21日

シートベルトは大切

 20日午前息子が交通事故にあった。正面衝突されたとのこと。一番心配は命に別条ないかです。

 嫁からの連絡だが、彼女も取りあえず現場に行かないとよくわからないという。 どういう状況下なのか、連絡を待っている間は不安である。が、結果的にはガラスが刺さり切り傷が頭や手足とそこいらじゅう、ガラス破片まみれと打撲状態でした。救急車で医科大に運ばれ処置と検査、自宅の近くの病院に入院となった。

 事故状況がぞーとする。対面通行で車はそれぞれ車間距離をとり流れている状態で、対向車線から相手の車がきた。その方は下をむいて何かをさわっていたらしい、前を見ていないのと片手となりハンドルが右にきれたのでしょうかねぇ。

 私「避けれんかったがか」息子「そんなことでっきるはずない」「まず普通にみんな走行しているんだし
対向車が向かってくることはありえんやろう」「想定外」

 どうも車の真正面でなく、運転側の片側にあたり、回転、横倒しで、身体が上になってシートベルトで固定されていたらしい。血だらけだったようで、後続車の人たちが救急車を呼んでくださったりです。みなさまに感謝です。

 私と夫は夕方に時間ができ顔を見に行きましたが、孫が元気でいつもどおりに迎えてくれ、本当に不幸中の幸いとでも思わなきゃと。本人のあっちこっち痛い、痛いというのを聞きながら……。
 
 なにより一番はシートベルトのお陰です。命が助かったことを本人は実感。暑い夏の日々が続きます、事故に注意とともに シートベルトは習慣になっていますが、もし、おろそかにしている方がいましたら、想定外のとき、大過を小さくできるすぐれものですよ。
  

Posted by 久保洋子 at 11:33

2011年07月16日

乳幼児虐待

乳幼児虐待の講演を受けました。
講師は 目白大学人間学教授 青木豊 精神科医学博士です。
豊富な事例紹介ビデオは外国の親子の映像でした。欧米では研究が進んでいるようです。日本における虐待乳幼児に、現に何が起きているのか、将来どうなるのか。主催者から青木先生は絶滅危惧種と評されるくらいの乳幼児虐待に関する数少ない研究者だとのことです。

 貴重な講演を伺いました。乳幼児の虐待の特徴は死亡率の高さである。脳の機能は3、4歳で心の基盤が出来上がるのでこの時期の虐待はその後の子どもの発達に大きな影響を与える。早期の介入が重要であり虐待された乳幼児は精神的疾患を患わっている病気である。
生命を脅かすことを保護者が関わっていることにやりきれない。すなわち子どもと親の間に形成されるアタッチメント(愛着行動)は良い、悪いパターンともに世代間伝達します。親は自分がされたやり方で子育てをするという。虐待児の愛の取り入れが委縮したままの脳の成長はアタッチメントが正常に機能しないので「愛」の認識やどうやって「愛」の対応をしていいのかわからないという。
 ちょっとしたことですが、子どもが母親の膝にまとわりつくことなんてしょっちゅうありますよね。それを振り払ったりしてませんか。このごろは親がメールやゲームに夢中になって赤ちゃんを無視していること
もあるようです。子どもが親の微笑みや愛情を待っている時に視線を合わせないや聞こえないふりをするなどね。

虐待は心理・社会的発達を歪み、世代を超えて悪性影響を与えます。青年期の反社会的行動や自殺、また虐待する親となっていく。
母性愛を母性的養育を! 乳幼児時期にやさしく、かわいがりましょう!

私たち自民党女性局は全国で虐待ゼロを目指しハッピーオレンジ運動を展開していきます。  

Posted by 久保洋子 at 19:00