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2011年12月18日

中学生の活動

 12月17日岡文化賞の授与式があり、教育環境常任委員会委員として来賓出席をいたしました。
 
 岡文化賞は故、元金沢市長の岡良一氏からの寄託金をもとに創設されています。金沢市内中学校の文化活動の奨励や
優れた文化活動を行った生徒や学校を表彰しています。 18日の新聞に簡単に掲載あります。

 金沢には中学校や中学生の活動を表彰する岡文化賞、高峰賞、宮村英語奨励賞が三大賞と言われています。大変名誉ある、伝統ある賞ですね。

 山野市長は賞状授与にあたり、団体部門3中学校と個人6組7人と特別部門3中学校に対して、賞状を省略せず全文を読みあげて、賞状を渡す折にお祝いの言葉「おめでとう」とおしゃいました。生徒さんは「ありがとうございます」と言ってきちんと頭を下げての式は緊張感もあり、さわやかなものでした。山野市長が始まる前に来賓に、少し時間が長くなるが、以下同文とはせずに、きちんと表彰をしたいとわざわざ断りを入れました。私は本当に良かったと思います。生徒さんも心から「ありがとうございます」と言えたのではないでしょうか。

 特別部門について 総合的な学習の時間の取り組みの評価が高かった学校に授与されました

 ・ 紫錦台中学校
   金沢の伝統文化、能、加賀友禅、茶道、など13年間継続して学習して、その成果を「飛梅祭」に発表しています。
 ・ 犀生中学校
   演劇・人形劇に取り組み、脚本、人形、衣装、小道具、舞台背景づくりなど生徒自ら考えて学習、「ワンダフルシアター」
   と名付けた発表会をしています。 参観には地域の方々も。また校区内の老人施設や保育園、小学校などでも上演。
 ・ 森本中学校
   森本地区伝承の民謡(森本ハイヤサンカサ)を学習。地元の保存会の協力指導を得て、三味線、尺八、太鼓、踊りなど   の指導、民謡の発声など技術的なことも学び文化祭でその成果を発表しています。また、連合音楽会や百万石まつり
   もりもと民謡まつりなどに積極的に発表しています。

 生徒6名のかたの謝辞がありました。人形作りをする芯にペットボトルを使い苦心したことや、三味線が初めてで最初はとまどいむずかしいかったこと、苦労した中にみなさん自分一人の力ではなく、家族の励ましがあり、指導者、学校の先生方に対する感謝の言葉が続きました。発表にいたりその自信や達成感、仲間との一体感など、挑戦して得た大きなものがあるのです。そして、先輩から受け継いだ活動をしっかりと後輩に伝えていきたいと述べています。私はこのみなさんに激励の拍手を惜しみなくいたしました。

 

 




    
   


Posted by 久保洋子 at 14:41

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