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2013年09月23日

子供のための屋内施設

子供のための屋内施設


18日の議会質問から 「子供のための屋内施設について」
  この発言は当日トップ質問者の私はじめ、5名が子どもの遊べる屋内施設について、次々と質問しました。発言の内容は
それぞれですが、金沢城北市民運動公園での計画がいかがなのか、問いただした。 事前に会派みらい、会派保守、会派
公明と私自民党で18日に合せ、4人が質問することを申し合わせたものです。

市長の答弁は全員同じでした。「施設の内容等は子育て、スポーツ関係者、等でつくる検討会で議論する」というもの。
20日は5つの常任委員会が開催されましたが、関連の委員会において、一歩進んで年度内に検討会を開催し意見をまとめると報告があったとのことでした。 この施設がどのような内容になるのか、議会の意向と検討会のメンバーの意見が、合致すればいいのですが、注目していきましょう。

久保質問内容
 本市では幼児や小学生が雨や冬季でも遊べる屋内施設の関心が高く、子育て世代からの要望も多くあります。
いまから3年半前になりますが、平成21年長岡市が雪国の子どもたちに冬でも遊べる場所を確保するため、都市公園の中に全天候型屋根付き施設を整備し5月にオープンしました。そこでこの年11月に私は自民党会派同期5名で、長岡市のこの全天候型子育ての駅千秋、愛称「てくてく」の視察に行きました。てくてくは公園と子育て施設が一体となった全国初の屋根付き施設であり、また全国初の保育士のいる公園であります。

 当日は雨でしたが施設内は多くの親子の遊ぶ声とのびのび走り回る幼児たちを背に感じながら机と椅子のあるコーナーで施策を伺ったことが思い出されます。私たちは雨でも雪でも思いっきり遊べる金沢にもこんな施設が欲しいと実感。さらにてくてくは、施設の外にも遊具が設置されており、利用者は、子育て世代だけではなく、小学生から高校、大学生、そして高齢者と幅広く、公園だからこそ、多くの利用者が来ていることを知り、また世代間の交流も生まれているとお聞きしました。
長岡市民の「冬場の子どもの遊び場がほしい」というニーズから、公園と子育て支援という異なる分野の事業を一体的に推進する整備方針を明確にしたこと。また長岡市長のリーダーシップのもと困難な事業実施を可能にし、市民に喜ばれる全国初の施設の実現につながったと伺いました。山野市長には長岡市のような大規模な幼児、小学生のための屋内施設について如何思われますかお伺いいたします。

 さて本市ではかなざわ子育て夢プランに「みんなで育む こどもの笑顔 子育ての喜びが実感できるまち金沢」を理念に様々な取り組みを行っていますが、ハード面の整備が不十分と感じています。
例えば公園は小さな子供が公園で遊ぶことは健全な姿です。にもかかわらず、本市の公園では遊具が無くなり砂場が無くなりボール遊びが禁止となっています。なぜでしょうか。すっかり子どもたちの遊ぶ姿を見かけなくなりました。これで良いのでしょうか。
加えて、雨が多い、冬が厳しい金沢で子どものために天候に左右されず遊べる広い屋内施設もないのです。夢プランの理念である「みんなで育む の みんなは誰ですか? 子どもの笑顔 は 見られますか? 子育ての喜びが実感できる金沢 になっていますか?」と、思うものです。

そこで、本市は平成27年度完成予定の城北運動公園内にできる市営プールに併設して屋内施設を建設するとしています。概要内容では、子どもの施設というよりも、各種屋内スポーツのための、多目的ホールの意味合いが強いようです。ここでは私たちは子どものための屋内施設を期待していました。私たちはこのような市民のニーズとかけ離れている施設を要望してきたものではありません。
てくてくの視察で見てきた
子どもが元気に自由に遊べる大きなエアー遊具が人気の運動広場、積木などみんなが遊べるものや、ちょっと仕切り絵本コーナーや赤ちゃんコーナーなど、親子連れの利用者で賑わっているこんな施設を望んでいます。
 いうなれば、もっとアイディアを出し、子どもにたちが こんな施設でたのしく遊ばせたい、と 子育て世代が満足いく 屋内施設の建設を強く要望し、市長のご所見をお伺いたします。


Posted by 久保洋子 at 01:12

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