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2012年01月16日

学校図書館視察

 教育環境常任委員会で学校図書館の視察で泉野小学校に行きました。金沢市では23年7月から21名の採用で、小中60校に、週1日、2日、3日校と配置日数の差はあるが山野市長の公約にもある司書を配置する施策が始まっています。泉野小学校は学校図書館教育推進モデル校(週3日)5校の1校です。
 私たちは、学校は図書室と呼んでいたが、今は図書館となっています。本のある部屋から司書が配置され、学校図書館として貸出返却や事業の支援、読書相談、推進もちろん資料の整理や展示掲示の工夫など司書の役割がある。
 学校図書館視察
 今日は5年生の国語の学習の参観をさせていただく。「詩の楽しみ方を見つけよう」です。今日は図書館の中での授業で、子どもは教科書の6つの詩の音読と各詩の特徴など確認、今まで学習してきた上での「お気に入りの詩を見つけよう」の時間。北出司書さんから、たくさんの本からお気に入りを選ぶのは大変ですねと、選び方を説明。私にもとても参考になる。1、作者から選ぶ。教科書の中から、金沢出身の方  2、題名イメージから 3、絵本から、3点を説明しました。実際に本を手に子どもたちに見せ、室生犀星の詩は読み、詩の言葉がむずかしいのは解説があるものや、詩と絵の作者とのコラボレーションでの本など様々の詩の本を、教えていました。最後にどこに本があるのかその場所。さぁ子どもたちは自分のお気に入りを探す。本を選ぶが、迷わずとても速い。私なんか時間かかるのではと思っていましたが、さっと本を持ってきて自席で見ている。しかし、このへんで私たちの参観は終わりました。
 北出司書さんは子供の反応や、子供が司書がいてうれしいと言ってくれること、ボランティアにも本の選出の指導や
やりがいがあると話しています。6年生の教室が図書館から少し離れていますので、休憩時間では間に合わないこともありクラス貸しや廊下に本を置いて利用しやすいように工夫しています。
 司書がいると子どもの利用が1.6倍に増えたこと。その他に、先生型の学習指導にその知識を活用しながら進めているところがはっきりと視察をとおして理解できました。学校側も全小中学校に司書をを配置できるよう、要望がありました。






Posted by 久保洋子 at 14:10

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