› 金沢市議会議員 久保洋子ブログ › 島田市の原点は復興支援である

2012年06月05日

島田市の原点は復興支援である

島田市視察  5月31日
島田市は静岡県のほぼ中央に位置しています。富士山静岡空港があります、小松便は短期あえなく就航されなくなりましたね。人口は10万4千人で議員数は23人。歴史的には大井川川越、東海道の宿場町として栄えた。川根茶が有名です。
バスから眺めるお茶畑の緑、みどりがつづき、私には新鮮な景色です。

島田市の原点は復興支援である 田代環境プラザ(説明会場)

島田市の原点は復興支援である (サンプル等展示)
島田市の原点は復興支援である (説明 田中環境課長)
  
島田市の震災がれきの処理状況について
 岩手県大槌町と山田町のがれき受け入れにかかる経緯
 資料 田代環境プラザの運営について
     試験焼却受け入れ基準
     試験溶融(焼却)に伴う放射能濃度他 測定結果一覧

 昨年10月に静岡県知事が県内市町に大槌町と山田町のがれき野受け入れ支援を要請した。島田市議会でも議論。
各地区での説明会がつづく。それとともに「静岡県を守る会」など、がれき処理を断念するよう要望書や陳情書が提出される。
 24年2月1日静岡県と島田市が災害廃棄物熔融業務に係る覚書を締結。翌2日県と業務委託委託契約書を締結。以後サンプル測定し2月には試験熔融開始しています。島田氏のごみ15%混焼する割合。
 3月議会で受け入れ承認賛成決議。5月から本格稼働。

 田中課長は行政担当としてご苦労なさった。公域処理は必要なのか?また安全性は?だれもが考えることです。
島田方式と言われた、試験溶融は、前向きな自治体に実施されはじめた。国の安全基準は不燃物1キロ当たり8000ベクトル以下可燃物は240ないし480以下と公表。しかし放射能に対する不安が消えないのは、原発事故での被害過小評価する政府発表が、不信感を国民に抱かしているのではと思います。

 田中課長さんのことば「私はがれき、と言いたくない」「被災者の家財や亡くなった家族の魂がここにあるからです。言うのなら災害廃棄物と言い変えたい。」「原点は復興支援から始まっています。」 島田市も風評被害がお茶に。輪島は漁業関係者が風評被害を心配しています。

 先般福島に行き、高く積まれたがれきの山を目の当たりにした。復興の妨げになることは明らかです。被災者の心情をも
考えると政府の姿勢が問われます。


 .

 

 



Posted by 久保洋子 at 15:23

削除
島田市の原点は復興支援である